スズメバチの巣

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ジャップ警部は盲腸で入院、ヘイスティングスは新しいおもちゃのカメラで写真を撮りまくる。その写真から友人であるジョンの殺意を感じたポアロです。ミス・レモンはフィットネスクラブでダイエットに励むんですが、ポアロにも勧めるんですねw

ポアロ「私の身体は完璧です」ですってw

今週は「スズメバチの巣」前回と同じ短編集「教会で死んだ男」からの作品ですが、ドラマ版は前半を妄想加筆した脚本で原作にはありません。ポアロが友人による殺人を防ぐエピソードです。登場するのは作家のジョン・ハリスン(男)、ジョンの婚約者でモデルのモリー・ディーン(女)、彫刻家のクロード・ラングトン(男)です。

原作では、ドラマの最後の部分しか書かれていないので、前述の通り、前半は妄想加筆された脚本に基づいています。なので割愛w

ジョンが余命2ヶ月の病に侵されているとわかり失意のどん底へ、さらに婚約者モリーは、ジョンの前に付き合っていたクロードとよりを戻そうとします。というか既に戻っている感じw

思い余ったジョンは、青酸カリで自殺を計画しますが、そこにある仕掛けを目論み、クロードを殺人で絞首刑にしようと画策します。この良くない計画をポアロが察知して未然に防ぐのが今回のお話です。単に青酸カリを炭酸ソーダにすり替えるだけなんですけど、致死量は100倍違うらしいので、まぁ死ぬことはないと。

で、なんでスズメバチが出てくるかといえば、ジョンの家の庭に大きなスズメバチの巣が出来ていまして、その除去をクロードに頼むわけです。なんで自分でやらないんだろうって疑問があるけど、作家は庭仕事なんてしないってことなんでしょうかねぇ?人に頼むのが苦手な私からしたらありえない状況ではあります。

当時は、スズメバチの退治にはガソリンを使うようです。噴霧器に入れて吹きかけて殺すんでしょうか?いきなり青酸カリを使うわけではなさそうです。ドラマ版では、そのガソリンを屋根の樋から流れてきた雨水をためる「天水桶」に流してしまい、実はガソリンじゃなくて水を使って退治しようとするんです、クロードがね。そこで疑問、去年もクロードがスズメバチの巣を退治したんです、ガソリンを使って(多分)、でね、噴霧器にガソリン入れて吹き付けたら、結構な臭いがすると思うんですよ、それを水に入れ替えたら気がつきますよね?しかもスズメバチが死なないから、何かおかしいって。本当にガソリンかな?って噴霧器を嗅いだりしません?

それを、いきなりもっと強い薬じゃないと死なないからって、薬局に青酸カリを買いに行く。小説なんて結果があって後からストーリーを考えているのかもしれないから、ご都合主義なんでしょうけどw

あと気になったのが、モリーかな。余命2ヶ月の婚約者を捨てて、元彼のところに行っちゃうって。ちょっと薄情だと思いました。女性の方が現実的ってことなんでしょうかねぇ。ちょっとやるせない。

無事?ポアロに殺人を防いでもらったジョンは、ポアロに感謝してました。

【最終更新日: 2016年4月21日】
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