フランス料理
日常生活ではおよそ縁のないフランス料理です。元同僚の友人と10年ぶりに訪れた「マノワールディノ」南青山のフランス料理店。実はマダムも元同僚なのです。ご主人が有名なフレンチシェフ(シェイノ)だけあってこの店のシェフも直伝の味で折り紙付き。
ムースもトウモロコシから作られています。使われているトウモロコシは「ゴールドラッシュ」いい名前だw
ホワイトアスパラを使った料理はこのお店ではこの時期の定番。ドイツ産のホワイトアスパラです。サーモンと手長海老もご一緒にどうぞ!ソースも美味しかった。
お魚料理はソースにも注目。調子に乗ってフランスパンで食べているとメイン料理の前にお腹いっぱいになってしまいます。
そしてメインは「フランス産仔牛」。日本人が好きな「霜降り系」と比較すれば「赤身系」ではあるけれど肉質はあくまでも柔らかい。調理の仕方が絶妙ということでもあると思う。シェフの本領発揮です。こちらのソースもフランスパンで頂きます。美味いものでお腹いっぱいになるのはやっぱり幸せなことです。いわゆる「美食」を批判する人は多い。確かにこの料理と同じカロリーと栄養価は「カロリーメイト」と「サプリメント」でも取得することは可能ではある。でも心までは満たせない。自分にとってはクルマも同じ、クルマの維持費よりタクシー代の方が安いという人は、きっとフランス料理なんて食べずにカロリーメイトとサプリメントでカロリーと栄養を摂取しているのでしょう。クルマは温室効果ガスへの悪影響が言われていますが美食も同じこと。動物性タンパク質を育てるために必要な植物性タンパク質は同じ量のタンパク質に対して10倍以上かかると言われている。肉を食べるために10倍の植物性タンパク質を使うぐらいなら植物性タンパク質のまま摂取すればいい。
たぶん「美食」も「クルマ」も人間の存在そのものを問うているのだと思う。無闇な殺生や作り過ぎから廃棄するなど改めるべき点は多々あるが、だからと言って「カロリーメイト」と「サプリメント」で良いとは思わないし、「タクシー代の方が安い」と指摘する有識者の意見には全く賛同できない。一人一人違う考えだから一律何かが悪という言い方はやめた方が良いと思う。最近の日本は極端な表現方法が多いように思う。
食後のチーズビュッフェから選んだのは「熟成チーズ」。スペインで言えば「CURADO」よりは「SEMI-CURADO」の方に近いぐらいの熟成度でした。個人的にはもっと熟成されていてもOKだけんねw
デザートはジェラートの盛合せ。頑張って「OL風」写真を撮って来たけど、最後に気が抜けて写真を撮る前に食べちゃいましたw 今回お邪魔したおっさん4人の年齢を足してみたら。230歳でした!
最終更新日: 2018年7月26日