ヘルシンキ攻略法
ここまできたらヤケクソでヴァンター空港の攻略法です。これまで見てきた空港に比べるとヘルシンキ ヴァンター空港はとてもコンパクトな空港でターミナル1と2に分かれていますがビルとしては一体です。コンパクトな作りなのと同一平面での移動なので乗換の移動距離は最小限となります。全体像は以下のオープンストリートマップでご覧下さい。
JALホームページから借用してきた図です。ターミナル2の左端がシェンゲン域外、ターミナル2の残りとターミナル1がシェンゲン加盟国内と接続しています。ターミナル2の左端に日本などからの長距離便が到着します。
ヘルシンキ ヴァンター空港を利用してシェンゲン加盟国への乗継を見ていきます。この図もJALホームページからの借用です。日本航空の成田からのJL413便はゲート35などへ到着します。紫の矢印を辿って乗継ます。まず飛行機を降りてセキュリティチェックがあり、その後入国審査へ向かいます。ここでシェンゲン域内へ入域します。全て同一平面ですので移動は楽です。ターミナル1方向へ移動し各加盟国への乗継便へ搭乗します。図中のFinnair Loungeと書かれた付近の上階にラウンジがあります。入口はゲート22付近です。
ターミナル1の18番ゲート辺りです。ヘルシンキからマドリッドへの乗継の際に利用しました。
さてここからは復路です。図は同じくJALホームページからの借用です。紫の矢印の動線です。日本への午後便利用であれば、出国審査は自動化ゲートを利用可能です。ICカード付きパスポートが対応しています。機械で認証の後、有人ブースでスタンプを押してもらいます。ゲート36と37の間ぐらいにラウンジがあります。
これはPremium Loungeの一コマです。シャワーの他にフィンランド式サウナもあります。
お気に入りは一番奥の滑走路が見える席です。
37番ゲートに到着したJL413便が見えます。この時はFinnairでの帰国でしたのでこの飛行機には乗っておりません。上の席からこんな景色を見ることが出来ます。
稀にバス接続の場合があります。その際には1階へ降りてバスロビーから移動します。1階なので飛行機が間近に見られます。この時は目の前のこの飛行機ではなく、バスで沖留めの飛行機まで移動しました。
こんな感じで乗り込みました。
通常、シェンゲン加盟国からヘルシンキを経由して出域する場合には、ヘルシンキで出国審査を受けますが、例外中の例外として、マドリッドからヒースローを経由してさらにヘルシンキを経由する場合には、マドリッドで出国審査を受け出域しますので、ヘルシンキへ到着した際には出国審査はありません。これは通常のルートではあり得ませんが、2016年末のように霧で予定が狂った場合などには可能性があります。
最終更新日: 2019年2月19日