ホームシアター@NHK
ネタが無いんですw
毎週土曜日に、ハイビジョンリマスターシリーズで、アガサ・クリスティの作品をやっています。ミスマープルから始まって、今は名探偵ポアロをやっている。全ての作品を観たことあるので、もう何度目だよという自分自身へのツッコミとともに、脚本にもツッコミを入れつつ、古い使い回しの英語に、へーとか思いつつ。あーそうだったと、毎回結末を見てから思い出すw
先週(2016/3/5)は、「西洋の星盗難事件」原題はなんだったっけな?東洋の星と西洋の星という、巨大なダイヤのペアが中国にある神秘の像から盗まれたことになっている、という前提がそもそも刷り込みという。本当はダイヤは一つしかないってのがミソなんだけど、ポアロ以外の登場人物はみんな二つあると信じている。(もちろん犯人たちは除く)
世間に疎い感じがするかと思えば、下世話なニュースも知っていたり、毎回ポアロの性格が変わるのも、作者が主観的な女性だからなのか。。。最近は、会社の中でも女性が重要な役職に就くことが当たり前になってきて、旧来の部下や、男性からすると、「女性は気分次第でコロコロ変わるから仕事がやりにくい」とか「今日は機嫌悪かったねー」とか、そんな話をすることが増えた。仕事に感情的になるなよって日本人なら誰でも思うんだが、誰が言ったか忘れたけど、多分外国人が「感情的でない女性なら、そこに女性を入れる意味は無い」みたいなことを言ったことがあって、「へー」と思って、それからは仕事の相手が女性で、かつ感情的でも気にならなくなったw
で、ポアロの方は、西洋の星と東洋の星は盗まれたものだから、返せという脅迫状が、二つのダイヤの持ち主に送られた。と、本当はダイヤは一つしか無いのにね。
一つのダイヤを二つに見せかけて、架空のダイヤの持ち主は、盗難保険を搾取しようって魂胆だった?本来の持ち主が、ゲスなアメリカンな映画俳優に騙されて搾取されちゃって、というのが事の始まりなんだけど、そもそもそのダイヤは家宝のはずで、そう簡単に搾取されちゃっていいのか?イミテーションで取り繕える家宝なんてあるのか???主犯のアメリカの俳優が、本物のダイヤを売り払うのと同時に、盗難したことにして保険を搾取することを狙ったが、ポアロに阻止された。騙し取られた本来の持ち主が、家計が苦しくて売り払おうと思ったところから発案された?でも本来の持ち主はイミテーションしか持っていなかったんだから???でもダイヤは本来の持ち主に戻ってハッピーエンド?
昔の英国の常識を現代の常識で判断するのは無理があるのかもしれないが、推理小説なんて設定に無理が付きものなのかもしれない。
ダイヤが二組(架空だけど)とカップルが二組(実在)ハッピーになるカップルと、一見すると別れるカップル。相棒のヘイスティングスが「(亭主が逮捕されて)かわいそうじゃないか、酷いことする」と苦情を言うが、「彼女(奥さん)にとっては別れた方がハッピーなんだから、君は(ヘイスティングス)女心がわかってない」と言われてしまう。
毎回、この相棒のヘイスティングスのヘタレ度合いに、オイオイとツッコミを入れるのも楽しみではあるが、本当にヘタレである。いつか最終回のカーテンの感想を書くことがあれば、最後までヘタレだよって書くと思うw
そんなこんなで、土曜日はいつも楽しみである。(ちなみに録画して永久保存ってことにしてる)が、もうすぐ終わってしまうんだよな。4月からは何をやるのか。(再放送は別にして)
そうそう、今日はあの大震災から5年である。合掌
最終更新日: 2017年10月8日