教会探訪
『「Mansilla Mayor」にある「Monasterio de Santa María de Sandoval」へ行って来ました。
修道院と併設された教会の二つの物件ということで写真多数のため修道院と教会を分けてお送りします。』の教会編です。
上の写真では右側に修道院があります。教会は修道院の手前左側にあります。現在は再び礼拝に使われています。修道院より修復が進んでいるように感じられました。天井のアーチもオリジナルと修復部分の両方を見る事が出来ます。
普通の教会ではなかなかお目にかかれない礼拝堂の裏も見る事が出来ます。これは初めての経験でした。
上の写真の右側の入口から入った真裏が下の写真です。
外庭への出口横に無造作に置かれた石棺。埋葬されているのは「Matasiete」王様なのかな?ビックリしたのは現在でもこの石棺に埋葬されたままとのこと。えっ?ここに遺体が入ったままなの???何でも隙間から覗いてみたら服と遺骨が見えたとか。ネズミか何かの小動物がクルミなどを持ち込んで食べ散らかしていたらしいです。
石棺横の出口から出るとこんな感じです。とにかく手の込んだ石の彫刻が多い印象です。左側の石柱が途中から無くなっているのは近代の司教が売り払ったのだとか。。。
見上げると、、、
中庭のように見えますが本当はここに回廊があり一般市民のための宿泊施設があったそうです。回廊は崩壊したのかと思ったらレオン旧市街にある「サンイシドロ」へ移設されたのだそうです。
管理人のおじさんの気合いの入った解説と見応えのある修道院跡と教会のため見終わってみたら一時間が過ぎておりました。たまたま作業中だった管理人のおじさんに気軽に声をかけてしまいましたが、おかげで期待以上の物件見学をする事が出来ました。忙しい中作業の手を止めて説明してくれた管理人さんありがとうございました。修復はまだ続くようなので時間があったらまた是非伺いたいと思います。