わかめと豆腐の味噌汁’18
ずいぶん前にお邪魔した「日本料理のお店」人気が続けば良いねと書いたけど、まだ健在でした。と言うか「ミシュラン2017」だし!(すごい)
問題の(別に問題がある訳ではないが書き出しの都合上w)「わかめと豆腐の味噌汁」であるが、価格は変わらず「5€」のまま。良心的と言えるかどうか、この間の物価の上昇が無ければ当然か。島根県の名産である「板わかめ」があれば、メルカドーナの「木綿豆腐」を使って再現出来ます。いや、別に再現したい訳じゃないけど。「板わかめ」こう見えて結構高い、一袋20グラムで約800円。天然わかめ100%使用なので致し方無し。鍋物に入れて昆布代わりに使えるとは思わなかったけど、そのぐらい肉厚って事だ。
個人的には畏まった「和食」より、多少手抜きでも「何とか味を再現しました」シリーズが好きだなw 今回はこのシリーズで料理をした方だと思う。
まずは、ビーフカレー用の「ハウス ザ・カリー」ルーを使った、「チキンカレー」w 唐揚げ用の鶏肉があれば完璧かな。ムネ肉は脂が無さすぎるかもしれない。ルー2箱使う前提であれば、玉ねぎ中3個、人参中3本、ジャガイモ大3個か中4個、ニンニクはひと塊りを丸々使う。玉ねぎを8㎜角に切り、みじん切りにしたニンニクで丁寧に炒める。人参と鶏肉を入れさらに中火から弱火で炒める。玉ねぎの色が変わり、人参と鶏肉に火が通ったら、圧力鍋に移し水を入れ強火で煮込む。ルーに付属のペーストはこの時入れる。沸騰してアクが出始めたら、アクを取って火を弱め、ルーを溶き、ジャガイモを入れる。蓋をセットして10分程圧力をかけたら、火を止め自然に圧が抜けるまで待つ。フタが開くようになったら、鍋底に焦げ付いていないか確認して再び弱火で煮込む。玉ねぎが見えなくなったら完成。
お次は「なんちゃってナポリタン」、ピーマンは日本のと比べると2倍ぐらい長いので2分割して短冊切りする。人参も同様なサイズに短冊切りする。玉ねぎはカレーの時と違い食感を残したいので繊維に沿って薄切りにする。ハムが無かったのでサラミで代用する。ここでもニンニクは大活躍。ちょっと多めに刻むのがコツw オリーブオイルを低温で温め、ニンニクのみじん切りを入れ香りをオリーブオイルに移す。玉ねぎ、人参、ピーマンを入れ炒める。入れる順序は食材の厚さに依存するので適宜調整する。塩と胡椒で味を付け、トマトケチャップで仕上げる。固形のコンソメスープがあると味を付けやすくなる。茹でたパスタと合わせるので、ソース時点では味はしっかり目につけておく。お好みの硬さに茹でたパスタと合わせて炒めると完成。玉ねぎ、人参、ピーマンの食感が残っているぐらいがちょうど良い仕上がり。
「青椒肉絲」は豚肉の細切りから始める。ちょうど冷凍肉だったのでチルド状態で細切りに仕上げる。解凍されたところは切り難かった。何とか時間をかけて見た目を整える。片栗粉もコーンスターチも無かったので、前回持ってきて放置されていた「レンジでチンする唐揚げ粉」みたいなのを塗して下味をつける。ピーマンはナポリタンに使ったのと同じ長いやつ、細切りにしておく。ニンニクのみじん切りと刻み生姜で細切り肉を炒め、火が通ったところでピーマンを入れ炒める。オイスターソースがあったのでこれで味を調整する。
「豚肉の生姜焼き」薄切り肉だったので、すり下ろした生姜とみじん切りのニンニクと醤油でタレを作り、ただ漬けるだけ。ほんの数時間で、箸でも切れるお肉に早変わり。
「イカとトマトのパスタソース」アリメルカでイカの輪切りを300グラム買ってきたので、最初はペペロンチーノにしようと思ったが、トマトの缶詰があると言うので、トマトソースパスタに変更。ニンニク半塊をみじん切りにする。低温のオリーブオイルで炒める。輪切りのイカを入れ、少々の鷹の爪と塩で味を調整する。イカに火が通ったら、トマト缶を開けて入れる。弱火で少し煮込み、後でパスタと合わせることを考えながら味を整える。少し強めの味付けでちょうど良い。入れる食材の少なさの割に深い味わいが出るパスタソース。変に乾燥バジルなどを入れるとおかしくなる。トマト缶もバジル入りとかじゃなくノーマルなやつがオススメ。シンプルに徹するのが成功の秘訣w
普段は料理しないから上手くできると楽しいし、何でも美味しいと言って食べてくれる相手がいると嬉しい。