ヒースロー攻略法
久しぶりの攻略法シリーズです。今回はヒースロー空港(ロンドン)編です。次回(’17年末)の往路がヒースロー経由になるので前回の反省も込めて確認していきたいと思います。JAL便はターミナル3に到着します。ヨーロッパの他都市への乗り継ぎはBA(ブリティッシュ航空)の場合ターミナル5利用となりますので必ずターミナル移動が発生します。ターミナル3とターミナル5の位置関係から見ていきます。
バスで最短5分ぐらいの距離です。余裕を見て10分としておきます。シャトルバスは公式ホームページによれば「10分未満の間隔で運行している」とのことです。ターミナル3のバスゲートに頻度が表示されているので確認しましょう。バスゲートは下の図ではターミナル間シャトルバス乗り場と書かれたところです。乗り継ぎカウンターはターミナル3から出発する場合なので今回はスルーです。ラウンジもターミナル5を利用します。
繁忙期であればJALの日本語が出来る係員が誘導したりしていますのでその列に着いて行くのも一つの手です。シニアな団体旅行など(JALPACKとか)には手厚いサポートがあります。広い空港なので結構乗っている気になりますが実際に動いている時間は5分程度です。途中何度も交差点のようなところで止まるし長いトンネルもあるし初めて乗るとかなり長い感じがするとは思います。
ターミナル5はコネクションフロアに到着します。ここは乗継か入国かで別れています。上図で言えば上側が乗継で下側が入国です。乗継には「International」と「UK & Ireland」があるので「International」へ進みます。ここを通過すると「Upper Departures」の「Security Check」へ向かいます。ここの通過には30分から40分ぐらいの時間を見込むことが推奨されています。
上図では「保安検査」と書かれた所です。図のここより左側は制限区域外(Land Side)で右側が制限区域(Air Side)です。保安検査でも30分から40分の時間を見込むことが推奨されています。保安検査が終わると一旦ゲートフロアに降りてコンコースの南北にあるBAラウンジへ向かいます。ラウンジはまた上の階に戻ります。北側にはビジネスクラスラウンジが南側にはビジネスクラスとファーストクラスラウンジあります。実は南側にはコンコルドラウンジというBAのファーストクラス利用者しか入れないラウンジもあります。かつてはコンコルドの乗客専用だったのだと思います。
ここまで順調に来ても最低1時間はかかるので乗継には余裕が必要というのがヒースロー利用の鉄則のようです。ターミナル5にはさらに落とし穴があり、出発がターミナル5サテライトとなる場合があることです。成田空港第2のサテライトやマドリッド・バラハス空港ターミナル4Sのような感じです。移動には20分から40分見込む必要があるのでラウンジでのんびりし過ぎは要注意です。