フランクフルト攻略法
攻略法シリーズのフランクフルト編です。ネタ切れ気味なのでご容赦下さい。JAL便では、成田-フランクフルト(JL407)を4回、フランクフルト-成田(JL408)を1回の合計5回利用しています。復路が少ないのは乗継時間が短くマドリッドからのフランクフルト便が少し遅れると係員に先導されて空港内を走って移動することになるからです。フランクフルトから入ってもパリからでるケースが多かったです。フランクフルト空港の全体像はオープンストリートマップでご覧下さい。赤いマーカーがJAL便、IBERIA便が使用するターミナル2ホールDとEの位置です。
次はターミナルの構成を見ていきましよう。これはオフィシャルサイトからダウンロードした全体図です。大きく分けて左側がターミナル2で右側がターミナル1です。JALはターミナル2を使用します。その他のワンワールド加盟航空会社も原則としてターミナル2となります。マドリッド行きのイベリア航空もターミナル2となります。一度だけJAL便の出発遅延でルフトハンザ便へ接続したことがあり、その際はスカイラインと呼ばれる電車でターミナル1へ移動しました。時間が迫っていたので係員に先導され入国審査も優先的に受けられましたが、移動距離は長かったです。これは例外だと思います。
ターミナル2到着で乗継もターミナル2からの出発であれば、到着したゲートDから下の階のシェンゲン域内用のターミナルDからの出発となります。3階から飛行機を降りてぐるっと回って2階に降りて入国審査受けて荷物受取用のターンテーブルを横目に見ながら一旦非制限エリアに出ます。改めてセキュリティチェックを受けてゲートDに入り直す感じです。このセキュリティチェックはフランクフルトで搭乗手続きをした人と同じゲートとなります。乗継客でも一旦非制限エリアに出す点では他の空港より厳重ですよね。
JALのホームページから借用してきました。ゲートD4、D5、D8のいずれかにJL407は到着するようです。図中のEV横の階段を降りて、先ほど説明した入国審査を経て、一旦非制限エリアへ出ます。
この図もJALのホームページからの借用です。図中の真ん中にある到着ロビーと書いてあるところが非制限エリアです。乗継の場合、右方向から来て、さらに右に曲がりセキュリティチェックへ向かいます。図では上方向へ行くことになります。図中の矢印とは逆方向ですね。この図はフランクフルトで入国する場合の説明用なので動線が逆になっています。乗継用の図はあまり丁寧に書いてなかったので入国用の図で説明しています。
セキリティチェックを終えてゲートDに戻るとMONDOカフェが見えて来ます。マドリッド行きのイベリア航空は右方向のD23付近から出発することが多いですが、イベリア航空のラウンジ(タイトル画像参照)はゲートDの一番端にあるのでどんどん右方向へ歩きます。ラウンジ内にはトイレは無いので、途中にあるトイレを予め利用しておくことをお勧めします。
空港全体図からターミナル2を拡大した図でおさらいすると、D1−4とD5−8、D9が3階で、日本からのJAL便が到着するゲート(折り返し便はもちろん出発ゲートとなる)で、D21−27と書いてあるのが2階で、ここからマドリッド行きのイベリア航空が出発します。
では復路です。フランクフルトを復路で使ったのは一度だけです。前述したように乗継時間が非常にタイトでリスクが大きいことが理由です。フランクフルト空港は数少ない海外のファーストクラスラウンジですが、マドリッドからの乗換では使える可能性が低いです。復路も出国用の図を使用します。
この図はフランクフルトでチェックインする前提で書かれています、マドリッドからの乗継は図の上方、シェンゲン加盟国行き、という方向から逆にやって来ます。そこから先は青色の矢印に従って3階へ登ります。往路のようにセキュリティチェックはこの時点ではなく、出国審査を終えて出発ゲートに向かいます。
シェンゲン加盟国以外へ出発する便は、ゲート前にセキュリティチェックがあります。フランクフルトではボディスキャナを使用していますが、当時はあまり精度が高くなく、非常に時間がかかる印象がありました。一緒になった英国人と、二度とフランクフルトは使わないよ、みたいな愚痴を言い合っていたのを覚えています。そのぐらい時間がかかります。残念ながら復路でJALのラウンジを使えたことはありません。