北海道ドライブ旅9日目
北海道最終日は登別温泉から洞爺湖方面へ向かいます。ここまでずっとお天気には恵まれて来ましたが、最終日ということで惜別の霧雨?に見舞われました。倶多楽湖(くったらこ)を経由しますが霧雨で視界は悪いし道は狭いしで大変です。そして目的地である洞爺湖の手前にある昭和新山に目を奪われ、途中下車(笑)
社会科か理科の教科書でしか見たことがなかった昭和新山、へーここだったんだ、あの教科書で見た形で、たぶん昭和新山だろうとは想像しましたが、まさか本物を見られるとは思いませんでした。タイトル画像は昭和新山のかつてのいわゆる城下町商店街?釜石観音の城下町でも見たちょっと寂しい気持ちになる廃れた、寂れた土産物屋さん達です。往時の賑やかさが戻ることは二度とないんだろうなぁと思うと切なくなります。商店街手前の有料駐車場の料金が500円なのですが、商店街で使える商品券500円付き、、、行政の最大限の努力なんだろうけど、ますます切なくなりました。ちなみに何故か熱帯植物園があったのですが、とっくに閉館・廃業していてほぼ廃墟と化していたのでスルーします。ガラスの館も同じく閉館済みの為スルーです。諸般の都合により、廃墟の写真は自主規制させていただきます(笑)
昭和新山ロープウェイは天気が良ければ乗車してみると良いかもしれませんが、この日は生憎の霧で何も見えないのでこちらもスルーさせていただきました。ただ他の観光資源が何も無いに等しいため、他の観光客はとりあえず乗車しているようでした。万が一次回があれば乗ってみたいと思います。そう言えば層雲峡で大雪山ロープウェイにも乗らなかったな。
センチメンタルな気持ちを残したまま洞爺湖畔を後にして室蘭を目指します。セイコーマートでおにぎりの昼食を取り、苫小牧へ。フェリーの時間までかなりありますが、他に行けるところも限られるので大人しく港で待ちます。
北海道のみで2,000Km走り切りました。途中で何度も洗車はしましたが、ノートラブルで走破してくれました。自走しての北海道ドライブ旅、最初はちょっと無謀かなぁと思いましたが、頼りになる相棒のお陰で無事走り切ることが出来ました。ありがとうございます。
短い乗船時間ではありますが、雑魚寝では長旅の疲れもあるだろうからって理由で一等船室(だけどバス・トイレは無し)で休みます。翌日の早朝4:45着なので熟睡はできませんが、雑魚寝よりはマシだと思います。
八戸からの移動日を入れるとちょうど10日間の旅となります。スペイン・ポルトガル周遊の旅、とかヨーロッパ方面のツアーで良くある10日間の旅を北海道だけに費やすという超贅沢な旅も終わってしまいました。かれこれ35年(も)前に卒業旅行と称してバイクで九州半周して以来の自力移動の旅でした。コロナ禍という滅多にない状況の中で、人生の岐路でも無いけど、コロナ禍というある種の圧迫があったからこその反発の旅だったのかもしれませんが、何はともあれ無事に北海道を離れられる事に感謝しつつ、またこんな旅が出来たらいいなぁと思える幸せと共に今回の旅日記を終了します。ありがとうございました。
最終更新日: 2021年12月17日