復路はヘルシンキ経由’18
日本人としては長かった冬休みも欧州人からすれば短いもので、あっという間に終わってしまい再びマドリッド経由での帰路です。今回は久しぶりのヘルシンキ経由です。「攻略法」を書いてから少し時間が経過しているので最新情報で更新したいと思います。
その前にマドリッドへ行かなければなりません。残念ながら10:20発のフィンランド航空(フィンエア)に間に合う電車は無く夜行バスを選択する事になります。2:30発で7:30にバラハスT4到着のALSAを使います。4列シートでしたが最後まで隣は空席でしたので比較的楽な旅でした。そうは言っても5時間のバス旅は電車に比べるとかなり長いですね。
途中では雪に覆われた街に立ち寄るなど「非直行便」の各駅(バス停)停車の旅でした。
マドリッド市内で渋滞にハマったので遅れるかと思いきや、その時間も計算に入れての運行ダイヤなのでしょう定刻にバラハス空港ターミナル4に到着です。以前に乗ったバスは出発階に停車したと思ったのですが、今回は到着階でした。
折り返し便の都合もあるのでしょうか。到著階で降りるとエレベーターかエスカレーターで出発階へ上がる事になります。
出発階では搭乗便のチェックインカウンターを確認します。今日のフィンエアは随分遠いカウンターを指定されています。
どうやらフィンエア専用カウンターが出来たようです。これまではイベリア航空のカウンターでの手続きでした。多少離れても専用カウンターの方が気分が良いかもしれません。えっ?そんなの関係無いって?そうなの?
いつも通りチェックインしますが今回からは座席の指定(通路側指定)をする必要がありません。日本航空もスペイン製のクラウド運航管理・予約システムである「アマデウス アルテア スイート」を使うようになった(2017/11/16から)ので日本で欧州内乗継便の座席指定が可能になったからです。搭乗ゲートは例によって「HJK」(=ターミナル4の何処かのゲート)しか記載されないのは変わりありませんが。フィンエアはサテライトになる可能性は無いと思うので、ラウンジでのんびり過ごします。「FastTrack」を通過しラウンジへ向かいます。
今日はドーナツが無かったので菓子パンみたいなもので我慢します。
しばらくしてゲートも決まり(K68)、優先搭乗開始時間に合わせて「K68」ゲートへ向かいます。以前はこのモニターの下にラウンジ専用WiFiのパスワードが表示されていましたが、今はAENAのFree WiFiが充実したようで、そちらを使うように変更となっています。
Hゲートが右端ならKゲートは左端なので結構歩きます。
ターミナル4中央付近の到着出口&荷物受取場へのエスカレータを横目に「K」を目指してずんずん進みます。到着と出発が同一フロアで交錯するのでマドリッドへ到着した時はここから荷物受取場へ降りました。
今日は出発なのでここでは降りずに「K」を探して進みます。
優先搭乗以外は全員一斉に乗り込むので前方座席で荷物を棚に上げるために通路を塞ぐと後ろは大渋滞です。日本の航空会社だと「通路の混雑を避けるため後方のお座席番号のお客様を先にご案内します」とかやってるけど結局出発時間は大して変わらない気がします。人間の感覚って適当w そうそう、以前は沖留めのバス接続だったヘルシンキ線ですがボーディングブリッジ使用となっていました。これなら優先搭乗の意味があるな。ますます便利になるヘルシンキ線ですw
エアバスA320シリーズで4時間のフライトはちょっと疲れるかなぁ、、、この路線はバスで5時間の旅をした後なので特にそう感じるのかもしれません。
ロンドンやパリ、フランクフルト経由の場合は前泊しているのでチャマルティンからセルカニアスで15分、その後の2時間強のフライトはそれほど苦痛には感じません。マドリッドまでの乗継も考えると乗継便より直行便の方が楽かもしれません。(当たり前かw)
ヘルシンキ ヴァンター空港でもちょっと遠いゲート(10番代)に到着したので、パスポートコントロールを目指してひたすら歩きます。
ヘルシンキを経由してマドリッドへ向かう時に利用するラウンジは「シェンゲンエリア」にあります。右側の階段を上がったところにあります。
途中「攻略法」のための写真を撮っていたら団体客と一緒に列に並ぶ事になり大渋滞。自動ゲートも反応が遅いのでなかなか進まない。しばらく観察しているとどうやらJ国はすぐに開くのにK国はなかなか反応しない?パスポートの写真の明るさも関係あるのかも。
マドリッドのパスポートコントロールのスムーズさとはまるっきり逆の状態だった。なんやかで時間はかかったけどなんとか通過+スタンプ押印完了。
さてゲートの確認。JL414は「51B」ってバスゲート!。せっかくマドリッドでのバス接続が無くなったのにこっちが沖留めじゃしょうがない。と思って見渡してみたらターミナルビルを鋭意増築中でした。早くオープンして欲しいですね。
到着が遅れたのとパスポートコントロール通過に時間がかかったのでラウンジ滞在時間は思いの外短時間となりました。ラウンジ自体も今までになく混雑していて奥の一段高くなったお気に入りの席も満席。何とか見つけた席でコーラを一缶飲んで、優先搭乗開始時間にゲートへ行って見たら既にファーストプライオリティは終了直前。まあどうせバスだし関係ないけど。
久しぶりに787をタラップで搭乗します。