旅の思い出:ドイツ編
旅の思い出シリーズ第4弾はドイツ。実は、ドイツは1991年にも短期滞在している。1990年に東西ドイツが再統一された直後であった。まだインターネットも無く、日本の情報を得る手段と言えば、週一で買い物に行く街で購入する日本の新聞のみという時代であった。
当時のドイツは、商店が開いている時間が厳密に決められており、平日は18時まで、土曜日は午前中のみ開店していた。平日のうち、木曜日は市民の利便性のため、20時までの延長が認められていて、店によっては20時まで開いていることがあったので、毎週木曜日は今でいう大規模スーパーへ食料品の買い出しに行っていた。それ以外は、土曜日に街へ繰り出して、新聞を漁る生活を繰り返していた。娯楽も何も無かった。
その時、滞在していたのが会社の寮のような施設で、タイトル画像はその現在の姿である。まだ営業中であったw
2013年の滞在では、同じ街の隣村にアパートを借りるという奇遇もあり、散歩がてらに20数年ぶりに立ち寄ってみたというところである。
そして、このホテルが、忙しくなってきた後半の滞在では、食材を調達して調理している暇がなくなり、毎晩の夕食を食べるようになった近所のホテルである。ちなみに、滞在していたところもHotel Am Bad(amは〜のそば、Badはバートと読み、いわゆる温泉の事、正確には噴出する水だが、要は温泉のそばのホテルという意味であるw)と書かれているが、朝食しか提供されなかった。ドイツ語しか通じない街で、朝食で卵がオーダーできるようになるまで数週間、ゆで卵がオーダーできるようになったのは一ヶ月後であった。
2013年は、こんなキッチンのあるアパートでの滞在となった。食洗機が故障していて、修理が必要だったこと以外はとても便利なキッチンでいろいろ調理して楽しんだ。
庭からの眺めもまあまあ、緑に囲まれた閑静な住宅街の中にあり、街からは遠いが、住環境としては良かったと思う。
ヨーロッパの街ではフリマは必須アイテムw 他に娯楽が無いんだろうな、すごい人だかりで、掘り出し物があるというより、みんな暇つぶしをしている感じ。食べ物はよく売れてたけど、モノはあまり売買している感じはしなかったな。