Zabbix 5.0を導入する

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もうね、完全にネタ切れw、ITネタで突っ走るしかない。今回は久しぶりのZABBIXネタと、それが稼働しているクラウドであるWebArenaの話。現在使っているプランは、税抜360円(月額)の1GB/20GBというスペック。AWS EC2などの高級クラウドとは違い、リソースはKVM間で共有、物理サーバー上のホストOSで稼働する個別のVPSは、他のKVMの暴走の影響を受ける。受けるだけじゃなくて他のVPSへ影響を及ぼしてしまう。年に一回ぐらい管理者からVPS停止処理を食らってしまうのはご愛嬌。

稼働させているサービスとリソースがギリギリの状態で、何か一つのプロセスが遅延を起こすと、その影響で全体がスローダウンしてしまう、過去記事でも書いた通り、チューニングはやり切っているので、解決策はスペックを上げること一択。メニュー上は、360円の次は720円プランで、2GB/40GBという贅沢?なスペックとなる。ただし、現在使っている360円プランも含め、この底辺プランではバックアップとリストアサービスは提供されない。なんてこったい。前回、CentOSからUbuntuへ変更した時も、データベースのみダンプを取得して、それ以外は一から構築し直しをやった。今回もデータベースのダンプを取得したら、地道に再構築します。

サーバー再構築の話は別の機会に譲るとして、今回の主題であるZABBIXのバージョンアップをします。4.0 LTSから5.0 LTSへのバージョンアップが目標です。まずはリポジトリの更新から。

Zabbix 5.0 LTS version (supported until May 31, 2025)
wget https://repo.zabbix.com/zabbix/5.0/ubuntu/pool/main/z/zabbix-release/zabbix-release_5.0-1+$(lsb_release -sc)_all.deb
sudo dpkg -i zabbix-release_5.0-1+$(lsb_release -sc)_all.deb
sudo apt update

リポジトリの更新が終わったら、以下のコマンドでバージョンアップを行います。既存の設定ファイルを残す選択をしておけば、自動更新が無事完了します。

$sudo apt upgrade

ZABBIXサーバーとエージェントの再起動を行います。

$sudo systemctl restart zabbix-agent
$sudo systemctl restart zabbix-server

以下のコマンドでバージョン確認を行います。

$ubuntu@zabbix:~$ zabbix_server --version
zabbix_server (Zabbix) 5.0.11
Revision 15ae5548ce 26 April 2021, compilation time: Mar 31 2021 10:40:06

Copyright (C) 2021 Zabbix SIA
License GPLv2+: GNU GPL version 2 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it according to
the license. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

This product includes software developed by the OpenSSL Project
for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/).

Compiled with OpenSSL 1.1.1  11 Sep 2018
Running with OpenSSL 1.1.1  11 Sep 2018

Webインターフェースの日本語は標準でサポートしていますが、グラフの凡例で日本語を使いたい場合には、IPAフォントの追加インストールと設定変更が必要です。ますはIPAフォントのインストールとその確認から。

$sudo apt install fonts-ipafont

$fc-list | grep ipa
/usr/share/fonts/opentype/ipafont-mincho/ipam.ttf: IPA明朝,IPAMincho:style=Regular
/usr/share/fonts/opentype/ipafont-gothic/ipagp.ttf: IPA Pゴシック,IPAPGothic:style=Regular
/usr/share/fonts/opentype/ipafont-mincho/ipamp.ttf: IPA P明朝,IPAPMincho:style=Regular
/usr/share/fonts/opentype/ipafont-gothic/ipag.ttf: IPAゴシック,IPAGothic:style=Regular

ZABBIXの設定ファイルを覗いてみると、以下のような記述が見つかります。

define('ZBX_FONTPATH',           realpath('assets/fonts')); // where to search for font (GD > 2.0.18)
define('ZBX_GRAPH_FONT_NAME',    'graphfont'); // font file name

「assets/fonts」にある「graphfont」を見ると、以下のように「zabbix-frontend-font」へのシンボリックリンクようなので、実体を見てみます。

$ll /usr/share/zabbix/assets/fonts/graphfont.ttf
graphfont.ttf -> /etc/alternatives/zabbix-frontend-font

$ll /etc/alternatives/zabbix-frontend-font
/etc/alternatives/zabbix-frontend-font -> /usr/share/fonts/truetype/dejavu/DejaVuSans.ttf

「zabbix-frontend-font」に日本語ゴシックを追加します。

$sudo update-alternatives --install /usr/share/zabbix/fonts/graphfont.ttf zabbix-frontend-font /usr/share/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf 20

優先度は数字が大き方が取られるので、以下のように自動モードでは日本語が選択されるようになり、グラフ表示の凡例も日本語で表示されます。元に戻したい場合は、ここで「1」を選択します。

$update-alternatives --config zabbix-frontend-font
alternative zabbix-frontend-font (/usr/share/zabbix/assets/fonts/graphfont.ttf を提供) には 2 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                                               優先度  状態
------------------------------------------------------------
* 0            /usr/share/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf   20        自動モード
  1            /usr/share/fonts/truetype/dejavu/DejaVuSans.ttf       10        手動モード
  2            /usr/share/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf   20        手動モード

現在の選択 [*] を保持するには <Enter>、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 

追加導入したテンプレートはMySQL用の「Template_JP_App_MySQL」とElasticsearch用の「Elasticsearch Cluster」です。

【最終更新日: 2021年5月21日】
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