平出博物館
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長野県塩尻市にある市立博物館で、館内には4つの展示室があり、平出遺跡をはじめ、塩尻市内の遺跡から見つかった土器や石器、民俗資料などが展示されている、入館料は大人300円。夏休みの旅第一弾2日目の後半は、平出遺跡と平出博物館を訪れた。滞在は約2時間半。下の地図で場所を確認しておく。赤いマーカーが平出博物館の場所である。ここから北東の位置に平出遺跡がある。平出遺跡は、縄文時代から平安時代にかけての大集落跡であり、江戸時代から石器が拾える場所として記録にも残っているそうだ。本格的な発掘調査は昭和25年に始まり、中でも古墳時代から平安時代の豊富な出土品は、当時の生活復元をある程度可能にすることができる貴重なものと評価され、昭和27年に国史跡に指定されたそうだ。平出遺跡の縄文時代は、早期から晩期にかけて、その痕跡をたどることができ、中でも最も栄えたのは116軒の住居が見つかった中期(約4,500年前~5,500年前)で、豊かで安定した暮らしが営まれたことがうかがえるそうだ。今回は平出遺跡にクルマを停めて、徒歩(約8分)で平出博物館まで移動した。
ここでは本物の縄文土器を手に持って見ることが出来た。触るだけでなく持ち上げることが出来たのは初めてだったので感動した。縄文土器は思った通りの重量感があった。なかなかの大判振る舞いだと思う。下の写真の土器が実際に手に取って持ち上げることが出来た展示品である。
左側が縄文土器で、真ん中が弥生土器、そして右側が平安時代の土器である。時代が進むごとに土器の厚さが薄くなり、粘土の造形と焼成技術が向上していったことが伺われた。縄文や弥生時代は野焼きであり、平安時代に入ると窯焼きとなる。焼成温度が上がれば土器は必然的に強度を増すので薄くなるということだと思う。この日は帰りの中央道が事故渋滞となっており、八王子まで下道の国道20号を走り、渋滞が解消した後、八王子から高速を使ったが、塩尻から5時間かけての帰投となった。
最終更新日: 2025年10月11日
