馬高縄文館

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夏休みの旅第二弾2日目は、新潟県長岡市にある「火焔土器」で有名な馬高縄文館。入館料は大人200円。ここには、新潟県の縄文時代中期(約5,000年前)を象徴する火炎土器。そして縄文土器では珍しく、特徴的な蓋が伴う後期(約4,300年前)の三十稲場式土器がある。いずれも長岡市関原町の馬高・三十稲場遺跡の出土品から名付けられたそうだ。場所を確認しておく、下の地図の赤いマーカーが馬高縄文館の場所、その西隣に「馬高・三十稲場遺跡」がある。


何はともあれ「火焔土器」である。見事な造形としか言いようがない。実用性は全く無視したこの形で、しかし実際に煮炊きに使用したというから驚きである。何かの祭祀に使われたのであろうか?答えの無い問いが延々と続く縄文の謎である。

そしてこれが、かなり珍しい蓋付きの「三十稲場式土器」である。蓋があるということはかなり実用性が高かったのだろう。

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火焔土器様式というのがあるらしい。それによると、火焔土器様式は、装飾的なグループと非装飾的なグループから構成されているらしく、装飾的なグループの代表は、火焔型土器や王冠型土器で、口縁部に付けられた大ぶりの突起が特徴で、文様は原則として縄文を使用せず、立体的な隆線文で表現するとのこと。一方、非装飾的なグループは、表面に縄文を付けただけの地味な一群なのだそうだ。

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火焔土器様式は、おもに現在の新潟県の範囲で流行したそうである。特に中越地方の信濃川流域を中心に発展し、下越地方や上越地方、さらには佐渡地方にも広がっていたとのこと。新潟県は火焔土器の勢力圏にあり、まさに「火焔土器のクニ」で、長岡周辺はその中核地帯の一つだったらしい。圏外では、日本海側の秋田、山形、富山の各県に火焔土器が点在し、福島では亜流の「火焔系土器」が生まれ、栃木県方面にまで影響を及ぼしたのだそうだ。

そして本日の宿は「ルートイン長岡インター」である。

最終更新日: 2025年9月29日

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