PALACIO REAL DE MADRID
前回の「マドリッド市内観光」では長い行列に入場を諦めた「スペイン王宮」ですが今回は意を決して行列に並び入場して来ました。タイトル画像が入口に向かう列です。左端のドアが入口で左の列が予めチケットを入手した人たちの列、右の列がこれからチケットを買ういわゆるスタンバイの列です。入口の右側のドアは出口です。チケットの有無に関わらず、まず入口で保安検査があり、空港にあるような金属探知機で人の検査と手荷物はX線検査を受けます。ここまでの進捗はどちらの列も同じなので事前にチケットを購入する意味はあまりないかもしれませんが、夏休みなどで外国人が多く来場する時はスタンバイ列は入場制限があるのかもしれません。今回はイースター休暇でしたがそれほど列の進み具体は変わらない感じでした。手荷物検査の時にグループで来場して手荷物を複数持っていると「ロッカーに預けるように」と書かれたタグを付けられます。このタグを付けられた荷物は、チケットブースの奥にロッカーがあるのでそこに入れなければなりません。事前購入しないで来たのでチケットブースで大人13ユーロ(ガイドなしのベーシック)を購入して王宮前広場に出ます。4月としては寒い中列に並んだので建物の中に居たかったのですが王宮へは広場からアクセスするようです。
入口の建物から出ると右側に王宮があります。上の写真が王宮で建物の真ん中が入口、左側に出口があります。入口から入ると王宮の中庭が見えますが出ることは出来ません。ここで先ほどのタグをつけたままにしていると係員にロッカーに荷物を預けるように再度言われるようです。タイ人のアルボン君(仮名)はタグを付けたままだったので係員に止められていました。右手に階段があるので登ります。(下の写真は中庭側から見ているので位置が逆ですが、入口からは右手となります。)
踊り場をはさんで2段階に上るようになっていて、踊り場から登り口を見るとこんな感じです。
さらにもう一段登った後から見ると、真ん中を上がる一段目、左右に分かれる二段目という構造がわかります。左右に分かれた二段目は、登ってきて左側が入口用、右側は出口用として使われていました。
現在の国王一家の巨大な肖像画が飾られていました。この辺りまでは写真撮影可能ですが、ここから先の美術品などは撮影禁止でした。本物のゴヤ作品!他にもタペストリーとかドイツやフランスなどからの磁器など国宝級の品々が数多く展示されていました。
最初に外観を見たときに質素に思えましたが、まず建物自体が大きいのと内部は豪華な収蔵品でいっぱいでした。無駄に広い旧ルーブル宮なんかより効率的に見ることが出来ました。小一時間内部を見て回り再び王宮前の広場に出ます。王宮の正面(入口の建物から左側)には大聖堂があります。
さらに王宮を正面に見て左側(入口の建物から出た正面)には中世(13世紀以降)の甲冑などを展示する「王立武具博物館」があり、日本から送られた「鎧」も展示されていました。(日本の鎧は金属製では無いので一部が朽ちてしまっていましたが)
マドリッド市内には他にも見るべきモノが沢山あってなかなかここまで足を延ばしていませんでしたが一般の旅行者なら初日に見るべきスポットの一つでしょう。ちなみにレイドは王宮そばの公園でやりました。ソロでも勝利に必要な人数が集まるスポットでした。
念のため地図で場所を示しておきます。赤いマーカーが入口の建物です。地下鉄のオペラ駅が最寄駅のようですが、たまごを孵化させる都合もありセルカニアスのソル駅から歩きました。地下から出てすぐはグーグル先生でも迷うことがあるので、地下から出たらコンパスを起動してiPhoneの位置をリセットさせると良いでしょう。危うくグーグル先生に騙されるところでしたw
最終更新日: 2019年4月29日