名前解決-政治家編

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政治家ってやつは曲者である。社内でも曲者は「社内政治家」とか言われたり「政治に強い」ヤツが出世するとか言われる。まぁそうだろうなとは思う。でも頼まれても面倒くさいから嫌なんだけど。政治家の話ですごいなぁと思ったヤツがあったので。。。

この年齢になると人の名前を覚えるのが苦手だ。年齢に関係なく人の顔と名前を覚えるのが苦手だ。クルマならマイナーな年次改良レベルでも瞬時に見分ける眼を持つのだが、生身の人間は苦手だ。。。

政治家は名前を覚えるのが仕事みたいなもんだと言う人もいるぐらい、大勢の人と会い、顔と名前を覚えないといけないらしい。やっぱり政治家は無理だ、いや誰も頼まないから大丈夫。

で、政治家が名前を思い出せない時にどうするかってのが今日の話。初対面なら何度も名前を聞いてもまぁ大丈夫、かもしれない。何度か会った後や有力な支援者だとそうはいかない。偶然会って相手から話しかけられた場合なんかに

「やあ田中先生、珍しいところでお会いしましたね?」なんて言われて

「あぁどうも、いつもお世話になっております、奇遇ですね?」なんて答えると

「ところで先生、今日はどうされたんですか?」なんて聞かれ

「いやぁ、ここの先生にお世話になっていてね、、、」とか適当に受け答えする

誰だけっけなぁ?名前なんだっけなぁ?思い出せないなぁ、、、なんて時に政治家は何て言うか? ズバリ「名前を聞いちゃうんです」えっ?と思ったあなた、政治家はそんなに素直なわけ無いじゃん、そうです、政治家は腹黒い。

日本では「姓名」と言いまして、一般的には「姓(苗字)」+「名(名前)」の組み合わせとなっております。例えば先ほど偶然会った支援者が「山田 太郎」さんとしましょう。山田さんにとっての名前は「山田」です。でも先生が聞いているのは「太郎」なんです。どうなるかと言うと。

「えっと、お名前なんでしたっけね?」と聞く田中先生。

「えっ?山田ですが」と怪訝そうに答えます。(そりゃそうだ挨拶してるのに名前思い出してないのかよとこの時点では思う)

「そんなことはわかっとる、下の名前だよ、下の名前」(おーこいつの名前は山田か。。。)

「ああ、下の名前ですか、太郎です」

「おお、そうじゃった、そうじゃった、太郎さんだ。太郎さん元気にやっとるかね。。。」(肩なんか叩けば完璧)

「はい、おかげさまで」

なんて具合に相手の「苗字」を聞き出してしまうんですねー

いやー政治家も侮れない、と言うか脱帽です。

流石に下の名前聞くなんておかしいだろって指摘もあると思いますが、こちらとしては相手の先生とはそれなりの関係を築いていると言う自負もあるので、まさか本当に苗字を忘れているとは思わないし、下の名前を覚えようとしてくれている事に感激して、名前を聞かれた時の怪訝さがどこかにいってしまいます。何で断言できるかと言うと、実話だからです(笑)

一つ前のエントリーで「名前解決」の話を書いている時に思い出してしまいました。

最終更新日: 2019年6月14日

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